納得できる話をしましょう

ヒトを理解する

わがまま

父親の無配慮、無遠慮、自己中心さ

父親の人に対する無配慮、無遠慮、自己中心さ、などで、腹立たしさを感じる人はとても多い。 たいていそれを感じるのは奥さんや娘・息子です。 人に厳しい躾(しつけ)をしておきながら、父親自身は不摂生でろくでもない暮らし方をしている。 家族が病気にな…

「わがままなのは甘やかされてきたから」という意見

「わがままなのは甘やかされて育てられたからだ」などと言う人がいたり、あるいは、それを信じている人がいたりしますが、人の発達や成長はそんな単純に決まるものではありません。 わがままに振舞っているのは、これまでつらい人生を送ってきたからかもしれ…

私のわがままは許されるべきという思い

若い頃に大変な苦労や長期のつらい体験をしますと、「一番楽しい若い時期を楽しめずに失った」という恨みの気持ちが起こることがあります。 そうすると、「私は若い頃に好きなこともできなかったんだから、これくらいのわがままをいったって許されるべき」と…

子どもをわがままにさせないためにはという質問

「子どもをわがままにさせないためには?」と質問されることがあります。 一番よい仕方は、親がわがままにならないことです。 「対抗動作」っていって、子どもがわがままにしているのを見ると、それを厳しくしつけようとして、言い換えればそれに対抗しよう…

わがままな人の心の奥

「わがままな人」といいますと、自己中心的な見方で、自分勝手なことを言ったりやったりする人のことを思い浮かべます。 ところが、そういう人の心の奥をよくみてみますと、そうじゃないことがわかってきます。 自分自身に対する評価が低く、「誰も自分のこ…

家という制度に守られて好き勝手に振る舞う

日本では、家や家系という制度に守られていれば、きちんとしてなくても偉そうなことを言うことができます。 現在は、その制度はだんだんと崩れてきてはいますが、それでもまだ残っています。 奥さんが旦那さんについて「あの人は話が通じない(話ができない…

向上心は高いが自身の内面をみるのが苦手

自信が過剰になりますと、自分は正しくてしっかりしているという意識になりますから、自身の主義主張を通したり、自慢をしがちです。 その傾向が強い人は我が強くて気も強く、サバサバした感じでつき合いやすいのですが、一方でバッサバッサと人との縁や関係…

「私は悩みがない」などと口に出して言う場合

「私は悩みがない」などと口に出して言う場合、もしそれを本心で言っているならば、本気で自分自身に向き合っていないということです。自分自身に向き合おうとしたら必ず悩みが出てきます。

自分の決めたこだわりを通しているために恋愛経験ができない

恋愛がうまくいかずに苦しんでいる人の中には、恋愛に関して「ある特定のこだわり」をもっていたりします。 こうじゃないとダメとか、これは譲れないとか、これは許せないとか、何か理由があるわけでもなく何となくそう決めている。 自分の決まりから外れる…

助言をもらっても「最後に決めるのは自分だ」という結論

周りにいる人たちが言ってくれる色々な助言をしっかり聞いて実行に移せば、自分の態度や行動、そして人間関係は確実に変わってきます。 周りにいる人たちは本人よりも自分のことをしっかり見ていますから。 しかし、人からの助言はなかなか聞き入れられない…

頑固な性格という難しい問題

頑固さをもっていると、なかなか相手の意見を受けいれませんから、相手からみれば「私の言っていることを聞き入れないなら、この人はもういいや」ということになりますので、相手も距離をとりがちになります。 多くの人がわかっていることですけれども、多く…

世の中が便利になるほど不便に我慢できない

世の中が便利になっていけばいくほど、不便に対する耐性は低くなっていきます。 つまり、不便に対する我慢ができずに自分の欲を要求するようになります。

自立しているから恋人ができない、のではない

「私は自立しすぎているから何でも自分一人でこなせる。だからパートナーの必要性がないのだろうか、恋人が見つからない」と発言する人もおられます。 しかし、それは自立しているから恋人ができないのではなくて、自分の好き勝手しているから、人よりも上の…

心理療法を受けていると生じる一時的なわがまま

心理療法を受け始めて日数が経ちますと、わがままを言うようになったり、理不尽な要求をするようになる場合があり、本人や周りの人から見て、精神状態が悪くなっているようにみえます。 それで「心理療法を受けているのにどうして状態が悪化しているのだ?」…