納得できる話をしましょう

脳神経から精神状態を理解する

自分のことにはほとんど気づけていない

「気づき」と安易にいいますけど、自分自身のことについてはほとんど気づけていません。

自分のことに色々気づきはじめたらショックを受けますし、だいぶ落ち込むと思います。

「彼氏ができない、彼女ができない」と言いながら助言には耳を貸せない

「彼氏ができない、彼女ができない」といつも言いながら、実際にしている行動態度は異性を避けさせることをしている。

意識的にも無意識的にも。

その異性を避けさせる行動態度のことで周りの友人や知り合いから色々と助言されるけれども、“我が強い”ので耳を貸せない。

これはみなさんもよく分かってらっしゃることです。

また、心配した周りの異性や友人が助けてあげようとして、集まりやイベントに何度も誘ってあげても、その誘いを無視したりします。

それでいて、いつも「彼氏ができない、彼女ができない」と愚痴をこぼしたり、異性への文句を言っていたりする。

私が書いているこうした文章内容も世の中の多くの人が言っているにもかかわらず、それも本人には届かない。

人にはこうした状態の時期があります。

「できない、できない」と不満や不遇の気持ちを吐き出すことで、聞いてくれる人に自分を受け入れてもらっています。

 

おとうちゃん、おかあちゃんに頼れないのでSNSに頼っている

おとうちゃん、おかあちゃんに精神的に頼っていたいですが、大人になったらそうもいきません。

なぜなら、親に頼っていると幼いとみられるからです。

でも、おとうちゃん、おかあちゃんに頼っていない人も、その対象を替えて頼っているものです。

現在はSNSが流行っていますが、SNSで他人から評価を求めたり、自分のことに関心をもってもらったりしています。

つまり、おとうちゃん、おかあちゃんから関心をもってもらったり、話を聞いてもらったりすることの替わりとしてSNSを使っています。

 

ネイティブ・アメリカンの知恵と仏教の知恵

ご存じのようにアメリカ大陸にはもともと先住民がいて、ヨーロッパ人がネイティブ・アメリカンをどんどん追いやって、自分たちの近代社会を築きあげていきました。

ところがその近代社会に行き詰まりが出てくると、今度は追いやったネイティブ・アメリカンの知恵を奪って、「スピリチュアル」だとか「ヒーリング」だとかいって、お金儲けの手段にしている。

お金儲けの手段にしているから、「スピリチュアル」や「ヒーリング」といっても宗教性がまったくないので、受けたとしても何も癒されない。

ただの形だけです。

ネイティブ・アメリカンは、そこに宗教性があってはじめて人は癒されるのだと言っている。

宗教性といっても特定の教えを信じるというような宗教とは違います。
信心という意味です。

 

仏教も一部ではじわりじわりとビジネス化していますでしょ。
坊主バーとかね(笑)。
宗教性も何もない。

仏教というのは知恵の結晶みたいなものだから、きちんと知れば(身につければ)とても「ため」になるものなんだけど、そこにビジネスが入ってきて、「仏教(の要約本)を読めば人生が変わる」とかいうふうになってしまうと、ものすごく薄っぺらいものに変わってしまいます。

 

道徳を善悪で論じていては理解しがたい

道徳というとどうしても善悪で論じたり、正誤で考えたりしがちですが、そういう二つに分けて対決させる次元では道徳を理解するには程遠い。

教えることも難しいですし、学ぶことも難しい。