深層心理と精神の専門・人間理解の相談--加藤直樹

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一人でいることが好き、それでいい

一人でいることが好きな人は、それがその人の性格なのですから、それでいいのです。

それを社交性がないとか協調性がないとか言うのはおかしいことです。

もちろん、本人がそういう性格が嫌で変えようとしている場合は別ですが、そうでなければ直すようなものではありません。

みんなと一緒にいたい人は皆と一緒にいればいいし、一人でいたい人は一人でいればいい。

ストレス解消として不満や文句を言うことが病態化する

不満や文句を言う、そうやってストレスを解消している人もおられるでしょう。

そしてそれによって、心の病にならずに済んでいると考えている人もおられます。

ただストレスの解消方法として、言い換えれば心身負担の回避方法として、不満や文句を言うことが過剰に作動するようになると、今度はそれ自体が病態化し、心(人格)を病ませることになる場合もあります。

 

子ども暴力や悪事について親のするべきこと

子どもが暴力や破壊的な行為をした時は、親は、そういうことは「許さない」ということを示す必要があります。

子どもの話をじっくり聞いた上で、「それはいけないことなんだ」ということを断固として示さなければならない。

それは叱るとか怒るとか、そういう単純なことじゃなくて、まさに愛情をもって接するということです。

心理療法の場面においても、あまりにも破壊的な行為が続く場合は、それを止めるように受けて立つ態度で望む場合があります。

子ども自身も自分の行為にコントロールがきかなくなって困っているので、子どもの暴力に耐えたり、共感するだけでは止めることは難しい。

それでは、毎回そうすればいいかというと、そんな厳しい態度で臨んでばかりいたら子どもの反発を招きますから、そのあたりが非常に難しいところです。

 

こだわりが強化されて強迫症になる

幼い頃や若い頃は「こだわり」が強く生じます。

「こうでないとダメ」とか、「こうしないと気が済まない」といったように、所有物や自分の行動にとてもこだわります。

そういう時期を過ぎると、だんだんこだわりもなくなっていき、「なんでもいい」「どうでもいい」といったような感じに変わっていきます。

つまり、あまり気にしなくなってくる。

ところがそういう時期に何かをきっかけとしてこだわりが強化されると、そこから強迫症に変わることがあります。

 

親のことで困っていたり、つらくなっていたら

親のことで困っていたり、つらくなっていたら、お気持ちを語りにいらしてください。
お電話でも結構です。

「恋はかけひき」という「試し」

「恋はかけひき」なんて、今はあまり言われなくなりましたけど、あれは一種の愛情の「試し」のようなものです。

子どもの親にする愛情確認の名残が、異性に恋する年齢になって形を変えて生じている。

 

女性の心理を描く男

男の人で女性の心理を文章にしている人も多くいます。

そういう男の人の奥さんは、自分の夫に対して「あの人は女の気持ちがこれっぽっちもわかっていないのよ」と感じていたりします。

 

結婚してからが大仕事

結婚したての人は、結婚してない人に向かって「結婚は勢い」などと元気いっぱいに言うことがあります。

ところが数年後に会ってみると元気がなくなっていたりする。

結婚観が変わってきている現代においても、まだ、結婚をして大仕事が終わったように感じてしまうのです。

しかし、大仕事が始まるのは結婚してからです。

 

子どもが嘘をつくという相談

「子どもが嘘をついて困る」という親御さんがおられます。

その親御さんのお話をお聴きしますと、どうも両親の仲が悪いとか、親が子どもを厳しく叱りつけるといった養育態度であることがわかったりします。

そういう家庭事情だから、つまり親が怖いから、子どもがつかなくてもいいような嘘をつかなければならなくなってしまっている。

子どもは嘘をつきながら成長していくものですが、そういう嘘とは異なり、自分を守るための嘘をつくしかなくなっているのです。

 

記憶には感情が伴っている

自分が思い出せる記憶には感情が伴っています。

たとえば学校生活とか、アルバイト先の出来事とか思い返してみると、「楽しかったな」とか「あれはつらかった」なんて感情が蘇ってくるでしょう。

記憶だけが単体で存在していることはほとんどなくて、ほとんどの場合、感情も一緒です。

ですから、感情が変わってくると記憶まで変わってきます。

過去の出来事そのものは変わりませんが、その出来事の記憶は変わることがあります。